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PlayerOne Poseidon-C Pro

Poseidon(ポセイドン)-C Proは、SONY製IMX571 APS-Cフォーマットセンサーを搭載した2610万画素のカラー冷却CMOSカメラです。

希望小売価格:オープン価格

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製品特長

SONY製IMX571センサー搭載

IMX571はSONY製の2610万画素APS-Cフォーマットセンサーです。1画素3.76μmの微細なピッチによって高解像度な画像を得られます。裏面照射型のSTARVISテクノロジーにより、最大81%の極めて高い量子変換効率と低読み出しノイズを実現しています。また、光の情報をデジタル信号に変換するADCは高分解能な16bitを搭載しており、豊かでなめらかな階調の記録が可能です。


最大71.7Ke-の飽和電荷容量

Player Oneの独自のチューニングにより、IMX571のカタログスペックでは50ke-の飽和電荷容量(FullWell)を71.7ke-まで拡張しています。飽和しにくいことによって、表現の幅がより広がります。



デュアルTEC冷却システム

2つのTEC(冷却素子)を用いてセンサーを冷却するデュアルTEC冷却システムを搭載しています。センサーチャンバーの構造の最適化、テフロンスペーサーによる伝導熱(ヒートバック)の軽減、大型ヒートシンクによる効率的な排熱により、最大で外気温-40℃の強力な冷却が可能です。また、冷却による結露を防ぐための結露防止ヒーターを内蔵しています。



先進的なUSB Type-Cを採用

カメラとパソコンの接続にはUSB-AやUSB-Bより先進的な規格であるUSB3.0 Type-Cを使用します。USB Type-Cにはコネクターの裏表の区別がなく、迅速で確実な接続が可能です。オートガイダーなどのアクセサリー用のポートも用意されており、接続にはUSB2.0 Type-Cを使用します。




合理的な筐体設計

唯一無二の八角形の特徴的ボディは、見た目の美しさだけではなく、カメラを取り扱う上でも使いやすい工夫に溢れています。美しい天体写真を撮影するためには、東西南北の軸に対するセンサーの長辺、短辺の直交性は重要です。Poseidonのボディはセンサーの辺に対応する位置が平面になっており、セッティングや構図の変更時に、容易に角度を合わせることができます。
また、望遠鏡との接続部分は円形になっており、一部のプライムフォーカス鏡筒に使用した際に回折光を円形に保ち、星像に与える遮蔽の影響を最小限にとどめる効果が期待できます。


取り扱いやすいセンサーチルトプレート

カメラを望遠鏡に取り付けた状態でも簡単に操作ができるチルトプレート形状を採用。各辺に対応した位置に調整ネジがあり、スケアリングの調整に際してより直感的に傾きを修正することができます。チルトプレートと本体の間には遮光性に優れたシェーディングパッドが装着されており、隙間からの迷光の心配はありません。



豊富な階調表現が可能な16bitADC搭載

Poseidonシリーズでは、センサーからのアナログ信号をデジタルに変換するコンバーター(ADC)に16bitの高分解能なものを使用しています。12bitADCの16倍、14bitADCの約4倍の高い分解能を持ち、センサーから出力されるごくわずかな階調差も精密に記録します。


左:12bitADCのデータ密度 / 右:16bitADCのデータ密度



デッドピクセルサプレッション(DPS)テクノロジー搭載

DPSテクノロジーが搭載されたPlayer Oneのカメラは、ホットピクセルやクールピクセルと言った欠損画素(デッドピクセル)を自動で判別し、カメラ内部のメモリへ記録することで撮影時に自動的に補正を行います。これによりデッドピクセルを大幅に抑制することができます。

DDR3 512MB大容量キャッシュメモリ搭載

本体内部に512MBの大容量DDR3キャッシュメモリを搭載しています。フレームのドロップを回避し、読み出しを安定させることでリードアウトノイズやアンプグローを大幅に減らす効果があります。

HCG(high conversion gain)モード

Player Oneのカメラには独自のHCGモードが装備されています。HCGモードは、ハイゲイン設定時に読み出しノイズを大幅に低減し、低ゲインと同じ高ダイナミックレンジを維持できます。


ノンアンプグロー

IMX571センサーにはアンプグローがなく、センサー全域で極めて均一な受光特性を持っています。


-20℃ゲイン300ダーク Poseidon-C Pro (50%リサイズ)



2種類の画素読み出しモード

PoseidonシリーズのカメラにはNormalモードとLowNoiseモードの2種類の異なる特性を持った画素読み出しモードが搭載されています。LowNoiseモードでは読み出しノイズが大幅に低減され、長時間露光時に、より低ノイズな画像を得ることができます。

 

キャプチャーソフトでの使用について
2023年4月時点で、Player Oneの冷却CMOSカメラをネイティブサポートしているのはSharpcap4.1(β版)以降です。Sharpcap以外のキャプチャーソフトをご使用の場合は、ASCOMプラットフォームと、Player One社の無償配布するASCOMドライバーをインストールすることで使用可能となります。

製品仕様

商品名 Player One Poseidon-C Pro
CMOSセンサー SONY IMX571 裏面照射型CMOSセンサー
フォーマット APS-C(23.5mm×15.7mm)
解像度 6252×4176(約2610万画素)
ピクセルピッチ 3.76μm×3.76μm
シャッター ローリングシャッター
シャッター速度 32μs~2000s
QE 約81%(カラー)
飽和電荷容量 71,700ke-
A/Dコンバーター 16bit
読み出しノイズ 3.9-1.0e-
HCGモード 対応(gain125~)
FPS 10(最大)
保護ガラス ARコートクリア(直径φ46mm/厚さ2mm)
フランジバック 17.5mm/12.5mm(チルトプレート取り外し時)
データポート メインケーブルUSB3.0(Type-C)、アクセサリーUSB2.0(Type-C)
電源 DC12V 3A(最大) 内径φ2.1mm外径φ5.5mmセンタープラス
冷却能力 外気温-40℃±2℃
動作温度 -10℃~60℃
動作湿度 0%~80%
内部キャッシュ 512MB DDR3
接続規格 M48 P0.75mm/50.8mm差し込み/31.7mm差し込み
質量 約650g
筐体最大直径 90mm
対応OS Windows7,8,10,11
付属品 カメラ本体、USB3.0Type-C to Aケーブル(2m)、USB2.0Type-C to Cケーブル(0.4m)、USB2.0Type-C to Aケーブル(0.4m)、六角レンチ、セミハードケース、ハンドブロワー、50.8mmアダプター、31.7mmアダプター、ケーブルバンド、予備ネジ
◆Normalモード時スペック


◆LowNoiseモード時スペック

※製品仕様は、改良などにより予告なく変更する場合があります。

※記載されている会社名・製品名は各社の商標または登録商標です。

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