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Player One 天体撮影用CMOSカメラ2機種、太陽光球面撮影用フィルター発売

 

株式会社サイトロンジャパン(本社:東京都新宿区、代表取締役:渡邉晃)は、Player One Astronomy社の天体撮影用CMOSカメラ「Uranus(ウラヌス)-C」「Mars(マーズ)-CⅡ」、太陽光球面撮影用フィルター「フォトスフィア10nm アメリカンサイズ」を2022年 6月24日に発売いたします。

■発売概要
Player One「Uranus-C」、「 Mars-CⅡ」、「フォトスフィア10nm アメリカンサイズ」

価格
希望小売価格:すべてオープン価格
市場予想価格
Uranus-C:税込65,000円前後
Mars-CⅡ:税込48,000円前後
フォトスフィア10nm アメリカンサイズ:税込13,000円前後
※市場予想価格はあくまで弊社が予想する価格であり、実際の販売価格とは異なります。

発売日:2022年6月24日(金)

■Player One Uranus(ウラヌス)-C

Uranus-Cには、最新のSTARVIS 2テクノロジーを採用した裏面照射型のSONY製IMX585センサーが搭載されています。大型の1/1.2型フォーマットで一度に広い範囲を撮影するのに適しており、1ピクセル四方は2.9μm、約840万画素の高精細な画像が得られます。近赤外線にも高い感度を持っているため、様々なフィルターワークに対応し、天体撮影や電視観望の幅を広げることができます。電視観望や月、惑星撮影に特に適したセンサーです。



<製品仕様>
商品名:Uranus-C
センサー:SONY IMX585(カラー)
フォーマット:1/1.2型(11.2mm×6.3mm)
解像度:3856×2180(約840万画素)
ピクセルピッチ:2.9μm×2.9μm
シャッター:ローリングシャッター
シャッター速度:32μs~2000s
QE:最大約91%
飽和電荷容量:38,800e
A/Dコンバータ:12bit
読み出しノイズ:6.5~0.7e
HCGモード:対応
FPS:47FPS(10bit)
保護ガラス:ARコートクリア
フランジバック:12.5mm
データポート:USB3.0(TypeB)
ガイドポート:ST4互換(RJ12)
内部キャッシュ:256MB DDR3
接続規格:31.7mm / M42 P0.75mm
質量:約180g
対応OS:Windows7,8,10,11
付属品:1.25″ノーズピース、USB3.0ケーブル(2m)、ST4オートガイダーケーブル(2m)、1.25″キャップ、エアーブロワー、六角レンチ


■Player One Mars-CⅡ

Mars-CⅡは、Uranus-Cと同様にSTARVIS2テクノロジーを使用した最新のSONY製裏面照射型センサーIMX662を搭載しています。最大フルウェルキャパシティは39keを誇り、同系統のセンサーよりも高い感度とダイナミックレンジを両立できることが特長のセンサーです。 フレームレートはフル解像度(10bit)で最大110fpsを出すことができ、これは惑星撮影にも十分な速度です。

<製品仕様>
商品名:Mars-CⅡ
センサー:SONY IMX662(カラー)
フォーマット:1/2.8型(5.6mm×3.2mm)
解像度:1936×1100(約210万画素)
ピクセルピッチ:2.9μm×2.9μm
シャッター:ローリングシャッター
シャッター速度:32μs~2000s
QE:最大約91%
飽和電荷容量:54,000e
A/Dコンバータ:12bit
読み出しノイズ:6.7~0.7e
HCGモード:対応
FPS:108FPS(10bit)
保護ガラス:ARコートクリア
フランジバック:12.5mm
データポート:USB3.0(TypeB)
ガイドポート:ST4互換(RJ12)
内部キャッシュ:256MB DDR3
接続規格:31.7mm / M42 P0.75mm
質量:約180g
対応OS:Windows7,8,10,11
付属品:1.25″ノーズピース、USB3.0ケーブル(2m)、ST4オートガイダーケーブル(2m)、1.25″キャップ、エアーブロワー、六角レンチ


〇Uranus-C,Mars-CⅡ共通の特長

パッシブ冷却システム(PCS)
撮影時にセンサーから発生する熱を効率的に外部に逃す機構を本体内部に備えています。太陽撮影時には太陽光によるセンサーの加熱を防ぎ、低ノイズで安定した撮影が可能になります。ディープスカイ撮影時にはセンサー自体で発生する熱を外部へ逃がすことで、センサーに発生するノイズ(ダークノイズ)を抑制する効果も期待できます。


※アクティブ冷却機能は搭載していません。
※Mars-CⅡには搭載しておりません。

ノンアンプグロー
長時間露光時に発生する熱カブリ(アンプグロー)の発生をおさえるノンアンプグロー機能を搭載しています。DPS機能とあわせて、特に電視観望で行うライブスタック時に、特別な処理を行わなくても簡単にカブリや輝点の少ない画像を得ることができます。



第2世代センサーチルトプレート
Player One Apolloシリーズに搭載されているセンサーチルトプレートは、従来のものから改良が加えられ、調整可能な幅がより大きくなりました。センサーを傾けることで、太陽撮影の際に光学系によって発生する干渉縞を抑制することができるほか、光学系の傾き(スケアリング)を補正する際にも使用できます。

デッドピクセルサプレッション(DPS)テクノロジー搭載
DPSテクノロジーが搭載されたPlayer Oneのカメラは、ホットピクセルやクールピクセルといった欠損画素(デッドピクセル)を自動で判別し、カメラ内部のメモリへ記録することで撮影時に自動的に補正を行います。これによりデッドピクセルを大幅に抑制することができます。

DDR3 256MBキャッシュメモリ搭載
本体内部に256MBのDDR3キャッシュメモリを搭載しています。フレームのドロップを回避し、読み出しを安定させることでリードアウトノイズを大幅に減らす効果があります。

HCG(high conversion gain)モード
Player Oneのカメラには独自のHCGモードが装備されています。HCGモードは、ハイゲイン設定時に読み出しノイズを大幅に低減し、低ゲインと同じ高ダイナミックレンジを維持できます。

■フォトスフィア10nm アメリカンサイズ

半値幅10nmで中心波長540nmの光を通すバンドパスフィルターです。モノクロカメラに装着することで、太陽黒点など太陽の光球の様子を撮影する際にコントラスト向上が期待できる、可視光での撮影に適したフィルターです。なお、太陽の撮影時は、必ず別途ソーラーフィルムなどの太陽撮影専用の減光機材を使用してください。フォトスフィア10nmフィルター単独での使用は絶対に行わないでください。

取付けネジ:アメリカンサイズ(M28.5mm P0.6mm)
枠厚:本体5mm+ネジ2mm
フィルター厚:2mm
半値幅:10nm
中心波長:540nm
PV:1/4λ
透過率:約97%
ブロッキング深度:OD3

※記載されている会社名・商品名は各社の商標または登録商標です。
※この商品は、天体望遠鏡専門店およびサイトロンジャパン直営店のみでの取扱いとなります。



【本製品に関するお問合せ】
株式会社サイトロンジャパン
ストア課 TEL:03-6908-3112


  

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