PlayerOne Uranus-C
Uranus(ウラヌス)-Cは、裏面照射型のSONY製IMX585センサーが搭載されたカラープラネタリーカメラです。電視観望や月、惑星撮影に特に適したセンサーです。


希望小売価格:オープン価格
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製品特長
Uranus-Cには、最新のSTARVIS 2テクノロジーを採用した裏面照射型のSONY製IMX585センサーが搭載されています。大型の1/1.2型フォーマットで一度に広い範囲を撮影するのに適しており、1ピクセル四方は2.9μm、約840万画素の高精細な画像が得られます。近赤外線にも高い感度を持っているため、様々なフィルターワークに対応し、天体撮影や電視観望の幅を広げることができます。電視観望や月、惑星撮影に特に適したセンサーです。


ノンアンプグロー
長時間露光時に発生する熱カブリ(アンプグロー)の発生をおさえるノンアンプグロー機能を搭載しています。DPS機能とあわせて、特に電視観望で行うライブスタック時に、特別な処理を行わなくても簡単にカブリや輝点の少ない画像を得ることができます。

Uranus-C 300秒ダーク画像
パッシブ冷却システム
撮影時にセンサーから発生する熱を効率的に外部に逃す機構を本体内部に備えています。センサー自体が発生する熱を外部へ逃がすことで、センサーに発生するノイズ(ダークノイズ)を抑制する効果が期待できます。
※アクティブ冷却機能は搭載していません。

Player Oneプラネタリーカメラ共通の特長
デッドピクセルサプレッション(DPS)テクノロジー搭載
DPSテクノロジーが搭載されたPlayer Oneのカメラは、ホットピクセルやクールピクセルと言った欠損画素(デッドピクセル)を自動で判別し、カメラ内部のメモリへ記録することで撮影時に自動的に補正を行います。これによりデッドピクセルを大幅に抑制することができます。

左:DPS機能無し 右:DPS機能あり
第二世代センサーチルトプレート
Apolloシリーズのカメラに搭載されていた改良型のセンサーチルトプレートが標準装備となりました。 太陽撮影の際にセンサーを傾けることで、光学系によって発生する干渉縞を抑制することができるほか、光学系の傾き(スケアリング)を補正する際にも使用でき、様々なシチュエーションに対応できる装備です。
DDR3 256MBキャッシュメモリ搭載
本体内部に256MBのDDR3キャッシュメモリを搭載しています。フレームのドロップを回避し、読み出しを安定させることでリードアウトノイズを大幅に減らす効果があります。

過電圧、過電流保護機能
過電圧および過電流を保護する機能が装備されているため、安全性に優れます。
HCGモード
Player Oneのプラネタリーカメラには独自のHCGモードが装備されています。HCGモードは、読み出しノイズを大幅に低減し、低ゲインと同じ高ダイナミックレンジを維持できます。カメラのゲイン設定が180以上になると自動的にオンになります。
その他
Player Oneのプラネタリーカメラには、U1/4カメラネジが装備されていますので、お手持ちのカメラ三脚などに直接取り付けることができます。例えば市販のCSマウントレンズ(別売)を装着することで、流星監視カメラなどとして活用できます。

製品仕様
CMOSセンサー | SONY IMX585(カラー) |
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フォーマット | 1/1.2型(11.2mm×6.3mm) |
解像度 | 1/1.2型(11.2mm×6.3mm) |
ピクセルピッチ | 2.9μm×2.9μm |
シャッター | ローリングシャッター |
シャッター速度 | 32μs~2000s |
QE | 最大約91% |
飽和電荷容量 | 38,800e- |
A/Dコンバーター | 12bit |
読み出しノイズ | 6.5~0.7e |
HCGモード | 対応 |
FPS | 47FPS(10bit) |
保護ガラス | ARコーティングクリアガラス |
フランジバック | 12.5mm |
データポート | USB3.0(TypeB) |
ガイドポート | ST4互換(RJ12) |
内部キャッシュ | 256MB DDR3 |
接続規格 | 31.7mm / M42 P0.75mm |
質量 | 約180g |
対応OS | Windows 7,8,10,11 |
付属品 | 1.25″ノーズピース、USB3.0ケーブル(2m)、ST4オートガイダーケーブル(2m)、1.25″キャップ、エアーブロワー、六角レンチ |

※製品仕様は、改良などにより予告なく変更する場合があります。
※記載されている会社名・製品名は各社の商標または登録商標です。